かなしいこと
ちゃいろで、鼻は黒くって、毛の下の腹も黒い、もっふもふのあのこが。
ちびっこのころからねむたがりで、いっつも寝ていたあのこが。
12月の終わりに、
ながいながい眠りにつきました。
もう起きないんだって。
ぐっすり寝ちゃった。
寝ている顔をみて、もふもふなでていたら、
いつもみたいにめんどくさそうに眼を開けそうで。
でも開かなくって。
それがよけいにかなしかった。
16歳。
omsが結婚してから会う日も少なかったけれど
それでもかわいいかわいいもふもふのこ。
一匹狼のくせにあまえんぼうで、
あまえてねぇよ!と言わんばかりに素知らぬ顔でomsの膝に座る。
耳掃除は親がやろうとすると露骨に嫌な顔するのに、
omsがやりはじめると『あーそこそこ』みたいな恍惚の表情になる。
いっつもねむたがりでもふもふしはじめるとちょっと鬱陶しそうに眼を開ける
そのくせだんだん丸っこくなっていたのにでろーんとのびて『好きにして!』ってなる。
これが・・・
↓
↓
↓
こうなる。
・・・いつみてもひどいなこれ\(•ㅂ•)/
もしかしたらもっと生きられたかもしれないと思うけれど、
もうおじいちゃんだったあのこ。
大往生だと思います。
ありがとう、うちにきてくれてありがとう。
だいすき。