もんもん

わりと仲の良い我々夫婦。

それが少し前から小さい喧嘩をよくする。

まあ他愛ない事ならいいんだけれど、

omsにはその根底に偽両親(あえて偽を使用)への不満や不信が募っている。

まあｻﾄｼ本人への不満というか、

お互いの価値観の違いや育ち方の違いも関係しているが。

なんていうか、あの人たちがいなければｻﾄｼは存在していない訳なんだけれど

あの人たちさえいなければ今の我々の喧嘩はおこらないのだ。

まあ違う理由でするかもしれないがそれはまた別の話。

親孝行するのと、親離れ子離れできていないのは違うのだ。

『仕事とわたし、どっちが大事なの』

これはいう気もないし、思ったこともない。

『偽両親とわたし、どっちが大事なの』

これは問うてみたい。

行為と人を比べることはできないが、人と人とは比べられるのではないかと思う。

どっちも、なんて都合のいい答えはいらんのだ。

『偽両親の面倒を見るって決めた』

うん、それはいい。

でも、一緒に住まなくてもそれはできるだろう。

そしてお前は仕事に出ている以上有事に何もできないだろう。

お互い良好な関係ならば何とかなるかもしれないが、

もうこれ以上振り回されたくないのだ。

合わないんだよ、根本的に。

それが理解できず、己の理想に押し込もうとする偽両親とｻﾄｼ。

あれ、これいらないんじゃないかな。

どっちも。

もう今のうちに出てしまって、

好きなように生きた方がどれだけいいだろうか。

溢れ出してくる不信感。

＼もういいから俺と遊ぼうぜ／